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どのような商品に「投資」をすればよいのか

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今日のポイント

・投資先を選ぶ場合には、3つのポイント(どれくらいお金を増やしたいか、どれくらいの金額を投資できるか、どれくらいの期間投資できるか)を軸に考えると良い。

投資を行う商品を選ぶ際にまず大切なのは、「リスク」と「リターン」をどのように考えるかということです。

具体的な考え方としては

1.どれくらいお金を増やしたいのか

2.どれくらいの金額を投資できるのか

3.どのくらいの期間投資できるのか

という3つの観点を考慮するとよいでしょう。

以下ではこの3つの観点について、説明していきたいと思います。

 

1.どれくらいお金を増やしたいのか

 

まずは、どれくらいお金を増やしたいのかを考えましょう。

多ければ多いに越したことはないとは思いますが、増やしたい額が高いほどリスクも増えていくので注意が必要です。

利回りでどれくらいお金が増えるのかを参考までに100万円を投資した場合のシミュレーションを載せておきます(税金は考慮していないので実際に増える額は、もう少し減ります)

年1%をめざした場合には、10年間で約1割程度、年20%だと6倍以上に投資した金額が増えることとなります。

例えば、将来的に使い道が決まっている場合(大学の入学資金や住宅などの購入資金など)であれば、あらかじめ目標金額を設定し、そこから年間どれくらいを増やせればよいのか考えてもよいかもしれません。

しかし、注意すべきは必ずしも毎年決まった利益が得られるとは限らないので、損失が発生するリスクを考慮しなくてはいけません。

将来に使い道が決まっている場合には、個人的には、損失が発生するリスクを小さくして投資すべきであり、あくまで投資は決まった金額をためるためのサポート的なものと考えるべきだと個人的には考えています(ベースはやはり、コツコツためていき、投資で増える分は、補助的なものにすべきと考えています)。

一方で、特に使い道の決まっていない余裕資金であれば、多少高めのリスクをとって、増やしていくのもよいと思います。その場合でも、どれくらいのリスクを負っているのかをキチンと把握しなければなりませんが。

2.どれくらいの金額を投資できるのか。

そして、どれくらいの金額を投資できるのかも考えましょう。

投資の対象を選ぶ際には、それぞれの商品の適正な最低投資金額があるので、どのような商品を購入できるのかに大きく影響してきます。

当然ながら、金額が大きいほど選択肢も広がります。

株の場合であれば、10万円以下でも買える株もあります。一日腕不動産投資となると最低でも数百万円は必要です(不動産投資の場合は、銀行からお金を借りて投資をする方法もあるので手元の資金が数百万円なくとも投資が可能な場合はあります)。

そして最低の金額だけでなく、どれくらいの金額であれば標準的な商品を買えるのかという点も重要です。株の場合には10万円以下でも買えるものもあるといいましたが、実際に買える株の選択肢は限定されるので、少なくとも50万円、理想をいえば100万円以上を投資することによりほとんどすべての銘柄に投資することが可能になります。

(参考)投資金額ごとの購入可能な株の銘柄数(2017年8月中旬時点)

不動産も同様に金額的には最低でも1000万円~2000万円くらいはほしいところです(不動産については、例えば、中古のマンションを買うのか、新築のマンションを買うのか、また一部屋買うのか、一棟買うのかなどによって金額が大きく変わってきます)。

3.どのくらいの期間を投資できるのか

どのくらいの期間を投資できるのかも非常に大切です。

使い道の決まっているお金であれば非常にわかりやすいですが、使い道の決まっていない余裕資金であれば、ある程度長い期間をとることが好ましいと思います。

期間をどのくらいに設定するかについては、投資を行う商品選びにかかわってきます。

また、投資を行う商品自体にも、投資の期間が決まっているもの(例えば、国債や社債、外貨預金など)、投資の期間がきまっていないもの(株や不動産など)の2種類があります。

1つめの投資の期間が決まっているものは、決まった期間が経過すると投資したお金がもどってくる商品です。

銀行の定期預金などがわかりやすいかも知れません。

2つ目の投資の期間がきまっていないものは、自分の判断で期間を決める(投資をした商品を売却等する)必要があります。長い期間投資できるのであれば、損失が発生している場合には様子をみるということもできますが、短い期間しか投資できないのであれば、様子をみるということができないので、結果的に損失のでているタイミングで投資を終わらせなくてはならないかもしれません。

以上の3つの軸

1.どれくらいお金を増やしたいのか

2.どれくらいの金額を投資できるのか

3.どのくらいの期間を投資できるのか

で具体的な商品を選んでいきましょう。

次回からは、上記の3つを軸として、個別の投資対象の特徴を説明していきたいと思います。

 

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