日本には数多くの企業があり、証券取引所に上場をしている企業でも、本拠地を東京・大阪・名古屋・福岡・札幌などの証券取引所のある地域以外に構えている企業もたくさんあります。
そのような企業の中には、日本国内にとどまらず、世界で活躍している優良企業もあり、そのような優良企業を紹介していきたいと思います。
ただし、必ず株価が上昇するとは限らないので投資は自己責任でお願いします。
名称(証券コード)
レオン自動機(6272)
上場区分
東証1部(1985年11月に上場)
主な業種
◆レオロジー(流体学)の技術を基礎に食品成形機(包あん成形機や製パン機)を製造。
◆アメリカではパンの製造販売を行い、アメリカにクロワッサンを普及させた実績あり。
本社・拠点
◆本社は栃木県宇都宮市(駅から離れた郊外にあり、株主総会も本社で行われるのでいくのは大変)
◆国内7営業所2出張所
◆海外はアメリカ、ドイツ、台湾のほか上海に駐在員事務所あり
業績
決算年度 | 売上(億円) | 前年比増加率 | 経常利益(億円) | 前年比増加率 | 配当(100株) |
2015/3月期 | 230 | ― | 23 | ― | 1,600円 |
2016/3月期 | 251 | 9% | 25 | 8% | 1,900円 |
2017/3月期 | 254 | 1% | 33 | 32% | 2.400円 |
2018/3月期(予想) | 268 | 5% | 36 | 9% | 2,200円 |
◆設立は1963年と古いものの、直近で売上が増加傾向。利益は2018/3月期は減益見込んでいたが、業績予想を修正し増益見込みに転換。
株価の推移
(SBI証券ウェブサイトより抜粋)
◆好調な業績を背景に株価も急上昇。
◆売買単位は100株なので約16万円ほどで購入可能(2017年9月時点)
何に強みをもっているのか?
◆食品成型分野については他の追随を許さない技術力。主力製品の包あん機(火星人というユニークな名前)とは、肉まんやおまんじゅうの製造機。職人の手作りのようにレオン自動機の製品でつくる肉まんやおまんじゅうはどこからあんをいれたのか全くわからない(高い技術力からたびたびテレビなどでも取り上げられます)。
◆横浜などの中華街の肉まんや町の和菓子屋さんのおまんじゅうも実はレオン自動機の製品で製造していたりするようです。
◆包あん機で包めるのは、肉まんやおまんじゅうだけでなく、パンやもちなどのあんも包むことが可能。特にアジア向けでの販売が伸びており、今後も人口が爆発的に増えれいるアジア圏で売り上げの増加が見込まれる。
◆創業者は林虎彦氏でもともと和菓子職人。職人の技術をみごとに機械化。
(レオン自動機の製品ラインナップ)
今後の業績の見通しは?
◆想定為替レートは1ドル105円、1ユーロ125円と固めの見積もりのため、売上・利益は上振れる可能性あり。
◆特にアジア向けでの販売が伸びており、今後も人口が爆発的に増えれいるアジア圏で売り上げの増加が見込まれる。
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