今日も日経平均は大きく上昇しました。
ついに日経平均株価は22,000円超!!
(チャートはSBI証券ウェブサイトより抜粋)
しかし、明確な材料もなくだらだらと上がりつづける株価は不安。
不安ポイント1:出来高が伸びない
チャートの下の黒い線が出来高です。
2016年の上昇のときは出来高を伴って上がっていましたが、現在は出来高は少なめ。
ひとつのバットニュースで一気に相場が反転する懸念もあります。
(日本銀行が買い支えている限りはという話もありますが、どこまでささえられるかどうか)
不安ポイント2:不動産投資の減速
現在は大幅な金融緩和が続いているものの、金融庁の指導もあり、金融機関は個人向けの不動産投資を絞ってきています。
あくまで個人向けなのですが、物件が動かなくなってくるといずれは法人融資にも波及してくるおそれがなきにしもあらず。
日経平均の急落に備える商品は?
いままでにはETNやETFを紹介しましたが、今日はeワラントという商品をご紹介します。
eワラントは、eワラント証券が発行するカバードワラントです。
カバードワラントは、対象資産について一定の期日(権利行使日)にあらかじめ決められた価格(権利行使価格)と決済価格(最終参照価格)との間の差金を受け取ることができる権利を証券化した有価証券で、満期時に権利行使価格と実際の株価の差額を受け取ったり、途中売買によって差益を得ることができます。原資産を購入するのに比べて少額資金で投資できる反面、値動きが激しいため非常にハイリスク・ハイリターンですが、手数料無料であり、少額資金ながらも原資産に投資するのと同等の投資効果が享受できる商品です。
また、カバードワラントはオプション取引でいう「買い方」となるのみで、「売り方」になることができませんので、証拠金は必要ありません。(SBI証券ウェブサイトより抜粋)
簡単にいうと、対象資産(例えば特定の株式や日経平均などの指数)の価格が商品になっており、その価格が将来のきめられた日に決められた価格より高くなるか低くなるかを考える商品です。
例えば、日経平均のコールのワラントを買い、下がると思えばプットのワラントを買うことになります。
ETFやETNと異なり、きめられた期日には強制的に決済されてしまうので、最悪投資金額が0円になります。ただし、証拠金取引のように借金をするわけではありませんので、その意味ではリスクは低めです。
eワラントを買える証券会社はSBI証券やeワラント証券と限られていますので、興味のある方は少額でとりひきしてもみるのもおもしろいかもしれません。
コメントを残す