初心者のための投資信託への投資へのアドバイス
・株ほどではないものの価格の変動が相応にあり、短期間で大きく利益を得ることができる可能性があるが、短期間で大きな損失がでることもある。
・積立買付などもできるため数百円から投資できるが数万円単位での投資を行いたいところ。
・中途での解約が容易であるため、基本的には短期での売却が可能だが、数年スパンで保有し、配当金+売却益をえるスタンスで投資するのが一般的。
投資信託とは、株式や社債・国債などを組み込んだパッケージ商品だといえます。基本的な仕組みは多くの投資家からお金を集め、集めたお金(ファンド)をと呼ばれる人が投資家に代わってプロが運用し、運用により生じた利益を分配するといった仕組みです。
投資信託ごとに、日本の株式に投資したり、海外の株式に投資したり、債券に投資したり、不動産に投資したり特色があり、得られる分配金の額や価格が変動するリスクが異なってきます。
一般的には、社債や国債の金利よりも多く分配金がありますが、銘柄によりマチマチで、しばらくの間分配金がないものもあります。また、分配金をお金でもらうのか分配金に相当する額でまた同じ銘柄を買う(再投資といいます)のか、分配金が毎月あるのか、年数回なのかといったことも銘柄によって異なります。
1.どれくらいお金を増やせるのか。 |
年間の利回りで0~数十パーセント程度 |
2.どれくらいのお金を投資する必要があるのか。 |
最低数百円~ |
3.どれくらいの期間投資できるのか。 |
無期限(ただし、期限の決まっているものもあり) |
どれくらいお金を増やせるのか。
一般に株よりはお金を増やせる額は少ないものの、社債や国債よりもお金を増やすことが可能な商品といえます。ただし、投資信託の銘柄によっては、株式ほどではないものの、商品自体の価格の上下がそれなりにあることから、投資したお金を数倍にできることもあります。
どれくらいのお金を投資する必要があるか。
2017年8月現在では、数百円から投資をすることも可能ですが、基本的には数万円から始めるのが良いかと思います。投資の方法としても、まとまった金額で投資信託を購入するほかに、毎月一定額を積み立てで購入することもできます。
どれくらいの期間投資できるのか
投信信託の種類によって異なります。期間の定めがなく無期限で投資できる「オープン・エンド」型の投資信託と期間の定めのある「クローズド・エンド」型の投資信託があるので、購入時に確認する必要があるので注意してください。
投資信託に投資する場合のリスクは
株のように投資した金額が0円となるリスクはかなり低いものの、種類によっては価格の変動が大きいものがあるため、投資した金額の半分以下になってしまうこともあります。このため、定期的に価格の変動をチェックする必要があります。
どのように投資信託を購入するのか。
社債・国債については、証券会社のほか、銀行などの金融機関でも購入できます。取り扱う銘柄が各金融機関で異なるので注意しましょう。
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