1.みずほ銀行についての管理人の評価
・3メガバンクの一角であり、店舗網やインターネットバンキングなど一通りのインフラの提供あり。なお、宝くじを扱っている関係で、全国47都道府県に拠点を持つ唯一のメガバンク。
・商品については、特に大きな特徴はなし。
・みずほ銀行の会員サービスである「みずほマイレージクラブ」は使い勝手がよく、1万円だけでも投資信託を保有していれば、月4回のみずほ銀行以外への振り込み手数料が無料になる、コンビニATMも一定回数無料になるなどの多くの優遇を受けられるのでよいサービス。
2.みずほ銀行の概要
・2001年(平成14年)に、第一勧業銀行、富士銀行、日本興業銀行の合併により発足(当時は、みずほ銀行、みずほコーポレート銀行体制)。その後2011年の震災時のシステムトラブルなどもあり、みずほ銀行とみずほ銀行が合併し、2013年に今の「みずほ銀行」となる。
・店舗網は国内本支店421 出張所41(2016年末基準)、海外にも店舗あり。
・親会社はみずほフィナンシャルグループで東証1部上場。グループ会社としては、みずほ信託銀行、みずほ証券などあり。
・旧財閥としては、芙蓉グループ、安田グループ、古河グループ、渋沢グループ(第一勧銀グループ)の流れをくむ。
3.みずほ銀行で取り扱っている主な投資商品
◆ 投資信託
特に大きな特徴はなく、それなりの品ぞろえ、インターンネット取引も可能なのでそれなりの利便性。売れ筋商品上位はすべてみずほグループ組成の商品。
取扱い商品数 | 200銘柄以上 |
インターネット取引 | 概ね可能 |
売れ筋商品(2017年8月時点) | ・ワールドアセットバランス(リスク抑制コース)
・MHAM株式インデックスファンド225 ・ワールドアセットバランス(基本コース) |
◆ 預金(普通預金、貯蓄預金、定期預金等)
普通預金であれば、100万円を1年間預けて金利は、10円(税引き後8円)、定期預金であれば100円(税引き後約80円ほど)の水準。
預金名 | 金利 |
普通預金 | 0.001% |
貯蓄預金 | 0.001% |
定期預金(スーパー定期)
1か月物 1年物 10年物 |
0.01% 0.01% 0.01% |
◆ 外貨定期預金(特約付き外貨定期預金)
通貨のラインナップは主要な通貨は押さえています。金利は日本円より高いものの、外貨をすぐに円貨に戻す場合には手数料の分で確実にマイナスとなるので為替相場をみつつも長期の運用は必要となってきます。
取扱い通貨 | 米ドル、ユーロ、英ポンド、スイスフラン、オーストラリアドル、ニュージーランドドル |
金利(1年物)
|
米ドル 0.58%
ユーロ 0.02% 英ポンド 0.1% スイスフラン 0.01% オーストラリアドル 0.8% ニュージーランドドル 0.95% |
手数料(購入・売却時) | 米ドル 1円
(米ドルの相場が110円の場合、銀行はお客さんに111円で売り、お客さんから109円で買い取る) ユーロ 1円50銭 (ユーロ相場が134円の場合、銀行はお客さんに135円50銭で売り、お客さんから132円50銭で買い取る) 英ポンド 4円 (英ポンド相場が151円の場合、銀行はお客さんに155円で売り、お客さんから147円で買い取る) スイスフラン 90銭 (スイスフランが115円の場合 銀行はお客さんに115円90銭で売り、お客さんから114円10銭で買い取る) オーストラリアドル 5円 (オーストラリアドルが89円の場合、銀行はお客さんに94円で売り、お客さんから84円で買い取る) ニュージーランドドル 5円10銭 (ニュージーランドドルが82円の場合、銀行はお客さんに87円10銭で売り、お客さんから76円90銭で買い取る) |
ただし、さまざまなキャンページを行っており、上記より有利な取引を行うチャンスもあります。なお、特約付き外貨定期預金は、為替相場の変動内容により、投資したお金を外貨で返すのか円貨で返すのかがかわる少し変わった商品です。少し変わっている分金利の高くでますが、損失発生のリスクも増すことが多いので注意が必要です。
◆ 個人向け国債・金融債
固定金利3年、固定5年金利、変動金利10年を取り扱い、中途換金には手数料が必要なので要注意
◆ その他(みずほグローバル口座、資産運用ロボ「SMART FOLIO」)
・みずほグローバル口座
みずほグローバル口座とは、一つの口座で円定期預金と6種類の外貨定期預金や特約付き定期預金の預け入れができる個人のお客さま向けのインターネット専用の口座。為替予約(事前に外貨の売却レートを決める取引)なども利用可能。 |
・資産運用ロボ「SMART FOLIO」
投資者の投資方針やリスクに対する考え方を踏まえ、インターネット上でおススメの投資プラン提案してくれるサービス。相場の状況に応じて、プランの見直し助言もあり。 |
(参考)
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