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投資初心者のための金融機関~各論2~信託銀行

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 信託銀行で投資を始める際のポイント

・ 信託銀行は取り扱い商品の幅が広く、不動産投資や将来的な遺産整理を念頭においている方には特におすすめ

・ 店舗網が少ないデメリットはあるが、金融商品などの知識は全般的に銀行員よりは高い

信託銀行はあまりなじみのない金融機関だと思いますが、銀行+αの機能をもっている金融機関だといえます。

 

銀行で取り扱っている投資商品

・「外貨預金」などの「預金」という名の付く商品

・投資信託

・社債・国債

・保険商品

・不動産

・信託商品(遺言信託)

など

 

信託銀行の種類

信託銀行にはそれほど種類はなく、大手といえば、三井住友信託銀行、三菱UFJ信託銀行があり、SMBC信託銀行といった富裕層向けを標ぼうしている信託銀行もあります。

 

 

信託銀行の特徴

基本的には銀行と同様の商品を扱っているほか、不動産や信託商品(遺言信託など)を扱っています。基本的には、銀行よりも富裕層よりのビジネスを展開している傾向にありますが、最近は住宅ローンなどのローン商品を強化し、これから資産形成を行っていく30代~の世代もターゲットにいれて営業もしています。しかし、店舗網が少ないゆえに、地方在住者には取引のハードルは高めな傾向にあります。

 

どの人が信託銀行と取引をすればよいのか。

信託銀行ごとの特色は少ないものの、以下のような観点から選ぶのがよいのではないでしょうか。

 

1.不動産や信託商品に興味あるか。

⇒ 信託商品には、遺言信託や教育資金贈与信託などの商品があるのでこのような商品に興味があれば銀行ではなく信託銀行との取引を検討してもよいかもしれません。

2.担当者と面談する時間をつくれるか。

⇒ どちらかというと銀行よりもじっくり時間をかけて顧客のニーズを聞き、それに応じた提案をするスタイルなので、ある程度資産運用等を相談する時間がとれる方が信託銀行との取引に向いている気がします。

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